ルーピング(ビーズコースター)の知られざる遊び方を紹介!
現在3歳の息子ですが、ルーピング(ビーズコースター)にはまっています。
もともと赤ちゃんの頃に購入してあったものですが、3歳になった今でもいろいろな使い方で遊んでおり、コストパフォーマンスの高いおもちゃです。
「ルーピングってビーズを動かして遊ぶだけじゃないの?」と考えているパパママの皆さん。ルーピングはただビーズを動かすだけではなく、子供の知育を促進するためのいろいろな遊び方があります。
そこで今回は、知られざるルーピングの遊び方を紹介します。
目次
ルーピング(ビーズコースター)って?
ルーピング(ビーズコースター)は、ワイヤーにビーズが通してあり、そのビーズを動かして遊ぶことができるおもちゃです。たくさんのビーズが使われていることから、「ビーズコースター」と呼ばれることもあります。
「ビーズを動かす」という単純な動作ですが、動かすたびにビーズが落ちたり、登ったり、回転したりといろいろな動きをするため、赤ちゃんが夢中になって遊んでくれます。
また、ワイヤーとビーズがカラフルで出来ているものが多いため、赤ちゃんが識別しやすいのも夢中になる理由の一つです。
そのため、小児科やキッズスペースなどで置いてあることが多いです。わが家も始めは、息子が小児科で夢中になって遊んでいるのを見かけて自宅用に購入してあげました。
ルーピングは何歳から遊べるの?
商品によって異なりますが、小さいものであれば生後6カ月から、大きいものは6歳位までを対象年齢としているものが多いです。
わが家はちょうど生後6カ月の時に購入しましたが、お座りをしながら目の前に置いてあるルーピングを叩いて遊んでいました(まだビーズを動かすのは難しかったみたいです)。
その後、生後10カ月でハイハイが大好きだったときは、ハイハイでルーピング自体を押しながら移動していました(このころもまだビーズを動かすのは難しかったみたいです)。
自分でビーズを動かして遊べるようになったのはちょうど1歳ごろです。まだまだビーズを思うようには動かせませんが、一生懸命にルーピングに向かっていた姿をはっきりと覚えています。
ルーピングは6か月ごろから6歳ごろまで遊べるおもちゃですので、小さいうちに購入して長く遊んでもらいましょう!
ルーピングと言えばボーネルンド!
ルーピングで有名なのは「ボーネルンド」というおもちゃメーカーです。
6か月用のスクィードとウーギー、1歳用のファニーとフリズル、2歳用の汽車、3歳用のチャンピオンと年齢に応じたルーピングが用意されています。
ちなみにわが家は、1歳用のフリズルを購入しました。上の写真が実際のフリズルになります。6か月~1歳用の中ではもっとも縦の動きが多く、赤いワイヤー部分が縦に3回まわりながら上り下りするのが特徴的です。
本当は2歳用の「汽車」がほしかったのですが、値段が高くてあきらめました。名前の通りワイヤーで汽車が描かれており、子供が喜ぶデザインになっています。
ルーピングの知られざる遊び方!
いろいろな種類があるルーピングですが、ルーピングはただビーズを動かして遊ぶだけではなく、年齢に応じていろいろな遊び方ができます。わが家で遊んでいる方法を紹介しますので、子供と遊ぶ時の参考にしてみてください。
まずは動かして遊ぶ
まずはじめは何も気にせずにビーズを動かして遊びましょう。ビーズを動かすことと、動かすたびになる「カタカタ」という木の音に夢中になって遊び始めます。
ビーズを動かすことにより、手で物を持つ練習、目で動くものを追う練習になります。
またビーズはワイヤーに通っているため、赤ちゃんが間違えて飲み込んでしまうこともありません。安心して遊ばせることができます。
色形当てゲーム
カラフルなデザインを使って、色・形を当てるゲームをします。
「赤いビーズを動かして」や「四角いビーズを動かして」など、クイズ形式にして子供と遊ぶことができます。
小さいうちは色や形の区別ができませんが、話しながら一緒に遊んでいると少しずつ色・形を覚えてきます。
分かるようになってきたら、「黄色くて丸いビーズを動かして」など、問題を難しくしてみましょう。
この遊びをすることによって、色や形を覚えることができ、発語を促すことができます。
数当てゲーム
たくさんのビーズがあることを利用して、数当てゲームをします。
「黄色いビーズはいくつあるかな?」、「パパが動かしたビーズは何個だったかな?」など、これもクイズ形式にして遊びましょう。
慣れてきたら、足し算や引き算の練習もできます。
この遊びでは、遊びながら数を覚えることができます。
すごろくゲーム
数字がきちんと理解できるようになったら、サイコロを使ってすごろくゲームをしてみましょう。
子供とパパで左右に分かれた状態でスタートします。サイコロを振って出た目の数だけビーズを相手側に動かし、先に自分のビーズがなくなった方が勝ちです。
サイコロでなくても、「じゃんけんで勝ったらビーズを動かす」といった内容でもOKです。
今までは動かしたり数えたりして遊ぶだけでしたが、このゲームではついに「勝ち負け」を覚えることができます。
どっちの手?どの指?ゲーム
ビーズを動かす時に、どの手・どの指で動かすかを指定してあげましょう。
「左手で四角いビーズを動かして」、「中指で赤いビーズを動かして」といった形です。
今まで好きなように動かしていたビーズですが、手や指の条件を付けて動かそうとするだけでとても難しくなります。「親指で動かして」といった内容は、大人でも難しいのでやってみてください。
こういった遊びをすることによって、右手・左手・指の名前を覚えるようになります。
また、どうやったらビーズを動かせるか自分で考えるようになり、さらには手先が器用に使えるようになります。
ルーピングは「知育」にぴったりのおもちゃ
わが家の遊び方を紹介しましたが、色々な遊び方ができるルーピングは「知育」にもぴったりのおもちゃです。
ルーピングで遊ぶことによって、以下のような効果が期待できます。
- 目で見ているビーズを自分の指で動かすことによって、目と手の協応運動を促すことができ、指先のトレーニングとなる
- カラフルな色使いのため、色彩感覚が身につき、色を覚えることができる。
- 形・数を覚えることができる。
- 勝ち負けを覚えることによって遊びに夢中になり、集中力が身につく
わが家の場合、特に「4」の効果が凄いです。パパに負けると「もう一回やる!」と食いついてきます。3歳位の子供はもっと飽きっぽいかと思っていましたが、集中して遊んでいる姿を見ると「ルーピングを買ってよかった」と思います。
ルーピングのたった一つ残念な点とは?
長く遊べて、しかも知育にもぴったりのルーピングですが、一つだけ残念な点があります。
それは値段です。6か月用の一番安いものでも4,860円。個人的に購入したかった「汽車」については10,800円と、簡単には買ってあげられない金額です。
そのため、ルーピングは誕生日やクリスマスプレゼントなどのタイミングで子供にプレゼントしてあげるのがいいでしょう。
パパママがプレゼントしてあげてもいいですし、おじいちゃんおばあちゃんからのプレゼントとしてもらえるのも嬉しいです。
また、カラフルなデザインと人気の高さから、出産祝いなどの贈り物としても最適です。何をプレゼントしたらいいか悩んでいる方は、ぜひルーピングを贈ってあげましょう!