子供の爪はなぜ割れる?放っておくと危険な目に…
「子供の爪ってよく割れるな・・・」なんて気になったことがありませんか?
息子の爪を切るときにいつも気になっていましたが、あまりにも割れているので何かの病気ではないかと気になっていました。
そこで、皮膚科の先生に相談をしてみたので、今回は子供の爪のことを記事にしたいと思います。
目次
なぜ子供の爪はよく割れるの?原因は
そもそも子供の爪は薄くて柔らかい
大人と比べて、子供の爪は薄くて柔らかいです。
そのため、大前提として子供の爪は割れやすいということを覚えておきましょう。
もちろん割れないほうがいいに決まっていますが、「そもそも大人に比べて割れやすい」ということが分かっていれば、そこまで気に病むこともなくなります。
子供は活発に動き回るから割れやすい
子供は手をたくさん使って動きます。
ハイハイも手を使いますし、つかまり立ちも手を使います。手を使わず歩けるようになっても、高いところに手を使ってよじ登ろうとしたり、公園の遊具で遊んだり、常にいろいろな所に手がぶつかっています。ぶつかった衝撃で爪が割れることはよくあることです。
ですので、爪が割れる一番の原因は「子供が元気に動いているから」ということになります。元気に遊んでいる証拠ですので、心配はいりません。
靴のサイズが合っていない
子供の靴のサイズをチェックしてあげていますか?
もし小さい靴を無理して履いているとすると、つま先が窮屈になり、歩いているときの衝撃で爪が割れる原因になります。また、巻き爪の原因にもなってしまいます。
小さい子は、「靴がきつい」なんて教えてくれません。こまめに靴のサイズをチェックしてあげましょう。
爪を噛む癖がある
外的要因が加わるのではなく、自分で爪を噛んで割ってしまうこともあります。
こればかりは爪をかむ癖をなくさせるしか方法はありません。
栄養不足
爪が割れる原因として一番気になるのは「栄養不足」です。
わが家の息子もご飯を食べないことが多く、身長・体重とも平均値を下回っているため、「爪が割れる原因は栄養不足では・・・」と心配していました。
そこで皮膚科の先生に、「栄養不足ではないか?」と相談をしてみました!
- 確かに爪はいろいろな栄養素から作られるが、子供が順調に育っているのであれば「栄養不足」だけで爪が割れた訳ではなく、他の要因もある。
- 爪が割れるのを防ぐには、こまめに爪を切ってあげてください。
一番心配していた栄養不足ですが、それだけが原因で爪が割れるわけではないとのことでした。
爪が割れることよりも、爪がでこぼこしていないか、巻き爪やスプーンネイル(爪がスプーンのように反っている状態のこと)になっていないかを確認してほしいとのことでした。
もしそういった症状があれば、アトピーや鉄不足などが原因の可能性があるため、受診してもらいたいとアドバイスをもらいました。
爪割れの対策は?
爪割れの原因は分かりましたので、今度は爪割れの対策を考えたいと思います。
こまめに爪を切る
皮膚科の先生にも言われましたが、まずは「こまめに爪を切る」ことが一番です。
爪が長ければ当然爪が割れる可能性が高くなります。子供に痛い思いをさせない為にも、まずはこまめに爪を切ってあげるようにしましょう。
ご飯をしっかり食べる
爪はたんぱく質、ビタミン、亜鉛、鉄など、様々な栄養素からできています。
先生からは「栄養不足だけで爪が割れたわけではない」とは言われていますが、割れにくい丈夫な爪を作るためにはしっかりと食事を取らせることを心掛けましょう。
ハンドクリームを塗る
爪は皮膚の一部だってご存じですか?
指先を保護するために表皮の角質が固くなり、爪が形成されています。
そのため、皮膚と一緒で爪も乾燥に弱いです。
乾燥対策はもちろんハンドクリームを塗ってあげましょう!ハンドクリームというと、「手に塗るもの」と思っている人が多いですが、爪の乾燥対策のためには、「爪まで塗る」ように心がけておきましょう。
爪割れは放っておくと大変なことに
爪が割れているのを見つけたときはすぐに爪切りで形を整えてあげましょう。
放っておくと、割れた爪で体を傷つけてしまったり、服やタオルなどに爪を引っかけてしまい、爪がはがれてしまう可能性もあります。
実は息子も、爪割れに気付かずに顔を傷つけてしまったことがあります。
息子が眠たくて目を擦ったときに、ちょうど爪が割れて尖っていた部分で目の下を切ってしまいました。これが目に直接当たっていたらと考えると…ぞっとしてしまいます…
子供を守るためにも爪のケアを常日頃意識するようにしましょう!