パパの保育士体験記。保育士体験は新しい発見がいっぱい!
保育士体験をご存じですか?
その名のとおり、パパママが保育士の体験をするのですが、保育士体験をすることによって子供の普段見ることのできない保育園での生活を見ることができ、子育ての参考にすることができるというものです。
息子が通っている保育園でも保育士体験の募集があったので、この機会を逃すまいとパパが保育士体験に参加してきました。
保育士体験の流れ
パパが参加してきたのは、2歳児クラスの保育士体験です。
当日の流れはこのような形でした。
- 9:00に保育園へ
- 保育士体験の説明
- 2歳児クラスへ移動、トイレトレーニング
- おやつ
- 外で遊ぶ
- お昼ご飯
- お昼寝
- アンケート記入、12:30保育士体験終了
半日の保育士体験でしたが、順番に記録に残しておきたいと思います。
保育士体験の説明
まずは職員室に案内され保育士体験の説明です。今日やることや注意事項が書かれている紙を渡されて確認をしました。
ここで気になったのが注意事項です。「写真をとってツイッターやFacebookに掲載してはいけない」という文面がありました。
SNSに写真をアップしてトラブルにつながるという事例は多いようですので、保育園でも対策をしているようです。
トイレトレーニング
その後は2歳児クラスに案内され、一番始めに行ったのがトイレトレーニングです。
いきなり知らない人がいて園児たちは驚かないのだろうか?と疑問に思っていたのですが、そんなことは全く心配いりませんでした。
むしろ知らない人が教室にいるのが気になって、「だれ?だれ?」と子供たちが集まってきてくれました。驚くどころか興味津津です。
このクラスは園児10人ですが、10人もの子供に囲まれると人気者になった気分です(笑)
肝心のトイレトレーニングは、どの家庭でも行っている内容でした。
↓
先生と一緒にトイレ
↓
戻ってきて自分でオムツ、ズボンをはく
みんな一斉にズボンを脱ぎ始めるわけですが、ここでやはりできる子とできない子がいます。
2歳児クラスと言えど、2歳になったばかりの子もいれば、もう3歳になっている子もいます。3歳になっている子はすでにオムツを卒業し、パンツをはいている子もいました。
全員が終わるまで時間がかかりますが、早く終わった子は一人で遊ぶわけでもなく、ちゃんと椅子に座って次のおやつを待っていました。毎日の流れで次にすることが分かっているのだと思いますが、それでも勝手に遊んだりしないでおとなしく座って待っている姿に驚きました。
おやつ
トイレトレーニング後は10時のおやつです。この日はヨーグルトでした。
2歳にもなると、ヨーグルトのふたをあげるのもスプーンで食べるのもみんな一人でやっていました。みんな上手なものです。
食べ終わった後ですが、「先生ぐるぐるしてー」と園児がしゃべっています。
なんのことだろうと思ってみていたのですが、先生がその子のスプーンを持って、「ぐるぐるぐるぐる~」と言いながら、残ったヨーグルトをかき集めて食べさせてあげていました。
これが大人気で、みんな口をそろえて「ぐるぐるしてー」と頼んでいます。
我が家では当然こんな光景はありませんでしたが、さすがは先生です。子供を楽しませながらみんなに食べさせていました。
外で遊ぶ
おやつの後は外で遊ぶ時間です。
外に行くときもみんなしっかりしていて、自分が座っていた椅子を片付け、名前を呼ばれた人から順番に靴を履いて外に出ていきます。我が家ではまず考えられない行動です(笑)
家でもうまく話しかければ言うことを聞いてくれるのかな?と考えてしまいます。
園庭で遊ぶ時はほかの学年の子も一緒で、ジャングルジムや滑り台、砂場遊びなど、みんな好きなところで遊んでいます。
普段の外遊びでは使わない道具もあったので、次に買ってあげるおもちゃの参考になりました。
お昼ご飯
外遊びが終わったら今度はお昼ご飯です。
家ではいつも12時過ぎてからお昼ご飯を食べさせていましたが、保育園では11時30分ごろにはお昼ご飯が始まります。1時ごろにはお昼寝の時間になるため、早い時間に食べているそうです。
今日のお昼ご飯は、食パン1/2切れ、鳥のてりやき、ポテトサラダ、牛乳というメニューでした。
今まで保育園のお昼ご飯というものを見たことがなかったのですが、驚いたのは量の少なさです。
いつもうちで食べている量の半分くらい?ポテトサラダなんてゴルフボールくらいの量しかなく、この量でみんな足りてるのだろうか?と疑問でした。
ですが、みんなが食べ始めたのを見るとこの量だったことに納得がいきました。
食べるのが早い子はあっという間に平らげてしまい、パンやおかずをおかわりしていました。
ですが、食べるのが遅い子もいれば、パンや肉が苦手な子もいて、量は少なくてもすぐには食べ終わらない子もいました。
食べたい子はおかわりをすればいいですし、苦手なものがある子も少量であればがんばって全部食べて、お皿をきれいにすることができます。
この日も、クラスのみんながご飯を残さずに食べることができました。みんな「ぴかぴかー」と言って喜んでいます。この姿を見ると、やはり量は少なめに出して、食べたければおかわりで出してあげる方がいいんだなと思いました。我が家でもこの日からご飯の量は少なめにして出しています。
お昼寝
ご飯を食べ終わった後はお昼寝の時間です。
みんなをパジャマに着替えさせる手伝いをして、ここで保育士体験は終了です。
アンケート記入、保育士体験終了
職員室に戻り、最後にアンケートを記入しました。
「保育士体験を通して大変だったこと」や「子育てで悩んでいること」といった内容のアンケートでした。
保育士体験を行ってみた感想ですが、子育ての参考になることが多く、とても有意義な保育士体験となりました。
保育園での生活は思っていた以上に歌や絵本の時間が多く、子供を楽しませるための工夫が盛りだくさんでした。
保育園を参考に、我が家でも手遊びができる歌を練習しようと思い、なかよしあそびうた〜ほいくえん・ようちえんでうたう歌〜というCDを購入しました。歌ごとにイラスト付きで手遊びの解説が付いているため、とても分かりやすいです。家や車の中で子供と楽しく遊んでおります。
保育士体験は新しい発見がたくさんあります。ぜひ参加してみてください!